思考は現実化するを自分の人生で試してみました【第6話】出来事は「ただの出来事」だった

「思考は現実化する」を自分の人生で試してみた話 第6話 思考は現実化するを試してみました
「思考は現実化する」を自分の人生で試してみた話 第6話

「なんでこんなことが起きるんだ…」
「最悪だ…ついてない…」
「どうして自分ばかり…」

そう嘆いていた過去の私に、今ならこう言いたい。

「それ、出来事に“意味”をつけてるのは自分自身だよ」と。


読書を通じて、人生に革命が起きたのは
“言葉”の力を知ったときだけじゃありません。

もう一つ、大きな転機がありました。
それが、**「出来事の捉え方」**に気づいたことです。


ひすいこたろうさん
斎藤一人さん
中村天風さん
渡邉美樹さん
デール・カーネギー…

数えきれないほどの本を読んできました。

「なんて前向きな言葉を使うんだろう」
「この人たちは、どんなときでも楽しんでるように見える」
「なんでそんなに軽やかに生きられるの?」

最初はただ憧れていました。でも、読み続けていくうちに、共通点に気づいたのです。


それは、彼らがみんな、

「出来事をどう捉えるかは、自分で決められる」

という視点を持っていたこと。


同じことが起きても、ある人は「ラッキー!」と捉え、
ある人は「最悪…」と落ち込む。

それってつまり、出来事そのものではなく、
“自分の中の物差し”で意味づけしているだけなんです。


「この学校に入れたら幸せ」
「この会社に就職できれば成功」
「この人と結婚できたら完璧な人生」

…でも、それって誰が決めた価値観なんでしょう?

本当にそれが、自分にとっての幸せなんでしょうか?


たとえば、思っていた会社に落ちたことが
数年後、もっと自分らしく働ける会社に出会うきっかけになったこともある。

結婚がうまくいかなくて落ち込んだけれど、
その経験が、自分自身を見つめ直す時間をくれたこともある。


つまり、起きた出来事自体に「良い・悪い」はないんです。

あるのは、
・自分の期待
・自分の基準
・自分の「こうあるべき」だけ。

それに合っていなかっただけで「最悪」と判断してしまう。


でも今の私は、こう考えます。

「自分の期待と違う出来事が起きたのなら、
 その期待が、ズレていたんだろうな」

「この出来事は、もっと良くなる“ヒント”かもしれない」


この考え方を持てるようになってから、人生は驚くほど軽くなりました。

どんな出来事も、私に必要なことだったんだと心から思える。
**“ダスベステ(これが最善)”**と、素直に受け取れる。


でも、ここにたどり着くまでに、私は10年以上の歳月と1000冊以上の読書を重ねてきました。

頭で理解するのと、腹落ちするのは、まったく違います。
でも、コツコツ読み、考え、実践していく中で、確信に変わったんです。


もし今、あなたの目の前で「最悪だ…」と思う出来事が起きているなら、
それは「捉え方を変えるチャンス」かもしれません。

出来事はただの出来事。
意味をつけるのは、あなた自身です。

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