2012年。
私は1冊の本に出会いました。
望月俊孝さんの『宝地図』。
「ビジョンを明確にして、それを見える化することで夢は現実になる」
そんな内容でした。
当時の私は「へぇ~、面白い考え方だな」と思いながらページをめくっていました。
「思考は現実化する」っていうけど、
本当にそうなのかな?
でも…せっかくなら、自分でもやってみよう。
当時は動画の作り方もよく分からず、手探りで、見よう見まねでビジョンムービーを作ってみました。
私がワクワクする未来。
家族と過ごす時間、自由な働き方、心から笑っている自分。
「こんな人生を歩めたら最高だな」って、想像しながら。
でも――
作ったことをすっかり忘れて、また日々の生活に戻っていきました。
それから5年、いや、10年近くが経って。
パソコンのデータ整理をしていたとき、偶然あの動画が出てきたんです。
再生ボタンを押した私は、思わず息を呑みました。
「…これ、全部叶ってるじゃん。」
あのとき「こうなったらいいな」と思っていたことが、
驚くほど今の現実になっていたんです。
・家族との時間を大切にしたいと思っていたら
本当に家族と笑って過ごす日々が実現していた。
・自分の時間を持てる働き方をしたいと思っていたら
副業から事業が生まれ、自由度が高まっていた。
・自分の思いを発信したいと思っていたら
SNSで仲間が増え、人とつながる喜びを感じていた。
私は確信しました。
「思考は、ただの妄想じゃない。
書き出して、見えるようにすれば、現実になる。」
もちろん、理想は時とともに変わってもOK。
でも、“今の自分が望んでいる未来”を、明確にすることが何より大切。
だから、あなたにも伝えたいんです。
あなたのビジョン、書き出してみませんか?
自分が心からワクワクする人生を。
どんな姿で、誰と、どんな時間を過ごしていたいのか。
▷ 自分のビジョンを描くための質問リスト
下の問いを、自分にやさしく問いかけてみてください。
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今、本当にやりたいことは何だろう?
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子どもの頃、夢中になっていたことは何?
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理想の1日を自由に描けるとしたら、どんなふうに過ごしたい?
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どんな人たちと、どんな関係を築いていたい?
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自分が社会に対して与えられる価値は何だろう?
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「ありがとう」と言われて嬉しかった瞬間はいつ?
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死ぬときに「これだけはやってよかった」と言えることは?
書き出していると、なんだかワクワクしてきませんか?
その感覚こそが、未来をつくる原動力です。
人生、楽しんだ者勝ち。
どうせ叶うんだから、夢は大きくていい!
次回は、私がそのビジョンを“現実化”するために取り組んだこと。
小さな行動の積み重ねが、どんな未来をつくったのかをお話します。
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