🔙 第3話までの振り返り
海外に住みたいという夢。
その夢は、実際に現実となっていきました。
でも、その夢が現実になるまでには、もう一つの大きな転機があったのです。
それが——朝時間との出会いでした。
📚「知らないことは、本に書いてある」と気づいた日
「思考は現実化する」を読んだ私は思いました。
“自分の知らない世界が、本にはたくさん詰まっている”
“だったら、本を読まない理由なんて、ないじゃないか”
そこから読書にのめり込みました。
読み始めたのは、夢を叶えるためのヒントが詰まった本ばかり。
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ナポレオン・ヒル『思考は現実化する』
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デール・カーネギー『道は開ける』『人を動かす』
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スティーブン・R・コヴィー『7つの習慣』『最優先事項』
これらの本は、どれも**「人生を変える考え方」**を教えてくれました。
🌀 毎日が洗濯機の中にいるような感覚だった
当時の私は、仕事に忙殺される毎日を送っていました。
例えるなら、「洗濯機の中でぐるぐる回されているような日々」。
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次々に降ってくる業務
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何をしているのか分からないまま、ただ一日が終わる
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頑張っているのに、何も積み上がっていかない
このままじゃ、あっという間に3年、5年が経ってしまう。
「このまま終わってたまるか」
そんな焦りが、心の奥に常にありました。
⚡ 人生の指針となった「第2領域」
そんなとき、読んだ『7つの習慣』で、心に雷が落ちたような感覚を覚えました。
「緊急ではないが重要なこと(第2領域)に、毎日時間を使うことが、人生を変える鍵である」
まさにこれだ。
「目の前の忙しさに流されるのではなく、将来の自分のための行動をしよう」と、強く決意しました。
🌙 夜2時に行動しようとして、失敗した話
最初にやろうとしたのは、夜中の時間活用でした。
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会社から帰宅し、夜中2時に読書や英語の勉強を始める
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でも、体はもう限界で、5分で眠くなる…
当然、長続きはしませんでした。
この方法は、自分にとって非現実的だったのです。
🌅 早起きで「静かな時間」を手に入れた
次に試したのは「朝の時間」を使うことでした。
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家族はまだ寝ている
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電話も鳴らない
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仕事の邪魔も入らない
ただ早起きするだけで、自分だけの静かな時間が確保できる。
最初は6時起き → 5時45分 → 5時30分と、少しずつ早めていきました。
📖 第2領域の習慣を積み重ねた
この朝時間で、私は2つのことを習慣にしました。
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読書:未来の自分のために思考を磨く
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英語学習:夢である海外生活への布石
これはすべて、「人生を変えたい」という強い思いからでした。
「ああ、また今日も会社か…」なんて絶対に言いたくなかったのです。
毎日を、自分で選び取る人生にしたかった。
🎁 早起きはいいことづくめ
朝時間には、思わぬ“副産物”もありました。
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自分のための時間を確保できる
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家族に怒られない(むしろ褒められる)
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周囲から「すごいね」と言われる
こうして、「自分を満たしながら、周りからも応援される」朝時間習慣が完成したのです。
📅 そして、7000日以上が経過した
それから、私は毎朝早起きを続けています。
その数、7000日以上。
まさに、人生が変わったのは
“朝のたった15分”を、自分の未来のために使い始めたあの日からでした。
🗝️ 最後に伝えたいこと
忙しさに流される人生ではなく、
「自分がどうなりたいか」に向かって時間を使う人生。
そのカギは、
朝の静かな時間に「第2領域」の行動を積み重ねることです。
これは、夢を現実に変えるための土台になります。
読書、学び、思考の整理。
今日の朝が、未来を変えるスタートになります。
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