思考は現実化するを自分の人生で試してみました【第11話】「年収8桁の壁」をどう超えたか?

「思考は現実化する」を自分の人生で試してみた話 第11話 思考は現実化するを試してみました
「思考は現実化する」を自分の人生で試してみた話 第11話

今回のテーマは、
**「年収を8桁に乗せる」**という目標を、どう実現したか。

家族を持ち、子どもが生まれ、幸せな日々の中で、
一方で「働いても報われない」現実に直面し続けた数年間の話です。


■がんばっても、年収は変わらない?

30代。私は毎朝7時に出社し、深夜24時に帰宅。
土日も気を抜けず、常に会社優先。

それでも、年収は7桁のまま。

「これ以上働けないくらいやってるのに、なぜ…?」

どこかで、そんな違和感をずっと抱えていました。


■私の価値は、もっと活かせるはず

ある日、ふと本で目にした言葉にハッとしました。

「100万人に1人の人材になれ」
ー藤原和博さん『10年後、君に仕事はあるのか?』

この本を通じて、私は「希少性」という概念に出会いました。
どれだけ能力があっても、ありふれた場所にいたら埋もれてしまう。
逆に、自分のスキルや経験が「レア」に映る環境に行けば、
評価も、収入も、一気に変わる。

「そうか、私は“自分の価値”を正しく届けられていなかったんだ。」

そう気づいた瞬間、景色が変わりました。


■でも、すぐには動けなかった

とはいえ、転職には大きなリスクがある。
収入が下がったらどうする?
生活水準を下げたくない。
家族を守りたい。
転職して失敗したら?

そんな不安に、何年も足がすくんだままでした。


■行動の引き金は、「このままじゃ後悔する」という直感

長女が小学校に入り、長男が幼稚園に通うようになった頃。
私はふと、未来の自分を想像しました。

「このまま“仕事優先”を続けたら、
子どもたちの大切な時間を見逃してしまう。
それだけは絶対に嫌だ。」

その瞬間、頭ではなく“心”が動きました。
今がタイミングだ、と感じたのです。


■行動したステップ

私が実際にやったのは、この流れです。


✅Step1:思考を明確にする

「転職する」と紙に書き出しました。
なぜそうしたいのか?家族のため、自分の可能性のため。

✅Step2:知識と情報を集める

転職エージェントに相談し、自分の市場価値を知る。
「こんな働き方もあるんだ」と視野が広がりました。

✅Step3:企業を比較し、面談

条件、文化、チーム。じっくり吟味し、リアルな職場を感じる。

✅Step4:納得した環境へ転職

働き方も改善され、収入は8桁に到達。
しかも、家族との時間も確保できるようになりました。


■仕事への向き合い方も“本”で育ててもらった

この決断も、ベースにあったのは「読書での学び」でした。
仕事にどう向き合うか。
人生をどう設計するか。
働くとは何か。

私は本から、たくさんの“人生の問い”をもらい、考え、試してきました。

転職も、「衝動」ではなく、
本と対話しながら、長い時間をかけて熟成した「決断」だったのです。


■どれだけ準備しても、“行動のタイミング”はそれぞれ

今、あなたが同じように
「環境を変えたい」
「もっと自分を活かしたい」と思っていても、
なかなか一歩が踏み出せないかもしれません。

それでいいんです。

大切なのは、「いつか動く」ではなく、
“その時”が来たときに、ちゃんと動ける準備をしておくこと。

それが、本や対話や、内省という“静かな努力”なのだと思います。


■思考 → 情報 → 行動 → 結果 → 受け取る

今回のチャレンジも、これまでと同じステップでした。

  1. 思考を明確にする

  2. 情報を集める

  3. 行動する

  4. 結果を受け取る

「この方法を何度も使ってきた」からこそ、今の人生があると断言できます。


■次回は「副収入をつくる」実践へ

次回は、本業とは別に「副収入」をどう生み出したか。
いよいよ、「個人で稼ぐ力」に踏み込んでいきます。

「会社に頼らない力を持ちたい」
「自分の時間を大切にしながら収入を増やしたい」

そんな方には、きっとヒントになると思います。

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