今回のテーマは、
**「年収を8桁に乗せる」**という目標を、どう実現したか。
家族を持ち、子どもが生まれ、幸せな日々の中で、
一方で「働いても報われない」現実に直面し続けた数年間の話です。
■がんばっても、年収は変わらない?
30代。私は毎朝7時に出社し、深夜24時に帰宅。
土日も気を抜けず、常に会社優先。
それでも、年収は7桁のまま。
「これ以上働けないくらいやってるのに、なぜ…?」
どこかで、そんな違和感をずっと抱えていました。
■私の価値は、もっと活かせるはず
ある日、ふと本で目にした言葉にハッとしました。
「100万人に1人の人材になれ」
ー藤原和博さん『10年後、君に仕事はあるのか?』
この本を通じて、私は「希少性」という概念に出会いました。
どれだけ能力があっても、ありふれた場所にいたら埋もれてしまう。
逆に、自分のスキルや経験が「レア」に映る環境に行けば、
評価も、収入も、一気に変わる。
「そうか、私は“自分の価値”を正しく届けられていなかったんだ。」
そう気づいた瞬間、景色が変わりました。
■でも、すぐには動けなかった
とはいえ、転職には大きなリスクがある。
収入が下がったらどうする?
生活水準を下げたくない。
家族を守りたい。
転職して失敗したら?
そんな不安に、何年も足がすくんだままでした。
■行動の引き金は、「このままじゃ後悔する」という直感
長女が小学校に入り、長男が幼稚園に通うようになった頃。
私はふと、未来の自分を想像しました。
「このまま“仕事優先”を続けたら、
子どもたちの大切な時間を見逃してしまう。
それだけは絶対に嫌だ。」
その瞬間、頭ではなく“心”が動きました。
今がタイミングだ、と感じたのです。
■行動したステップ
私が実際にやったのは、この流れです。
✅Step1:思考を明確にする
「転職する」と紙に書き出しました。
なぜそうしたいのか?家族のため、自分の可能性のため。
✅Step2:知識と情報を集める
転職エージェントに相談し、自分の市場価値を知る。
「こんな働き方もあるんだ」と視野が広がりました。
✅Step3:企業を比較し、面談
条件、文化、チーム。じっくり吟味し、リアルな職場を感じる。
✅Step4:納得した環境へ転職
働き方も改善され、収入は8桁に到達。
しかも、家族との時間も確保できるようになりました。
■仕事への向き合い方も“本”で育ててもらった
この決断も、ベースにあったのは「読書での学び」でした。
仕事にどう向き合うか。
人生をどう設計するか。
働くとは何か。
私は本から、たくさんの“人生の問い”をもらい、考え、試してきました。
転職も、「衝動」ではなく、
本と対話しながら、長い時間をかけて熟成した「決断」だったのです。
■どれだけ準備しても、“行動のタイミング”はそれぞれ
今、あなたが同じように
「環境を変えたい」
「もっと自分を活かしたい」と思っていても、
なかなか一歩が踏み出せないかもしれません。
それでいいんです。
大切なのは、「いつか動く」ではなく、
“その時”が来たときに、ちゃんと動ける準備をしておくこと。
それが、本や対話や、内省という“静かな努力”なのだと思います。
■思考 → 情報 → 行動 → 結果 → 受け取る
今回のチャレンジも、これまでと同じステップでした。
-
思考を明確にする
-
情報を集める
-
行動する
-
結果を受け取る
「この方法を何度も使ってきた」からこそ、今の人生があると断言できます。
■次回は「副収入をつくる」実践へ
次回は、本業とは別に「副収入」をどう生み出したか。
いよいよ、「個人で稼ぐ力」に踏み込んでいきます。
「会社に頼らない力を持ちたい」
「自分の時間を大切にしながら収入を増やしたい」
そんな方には、きっとヒントになると思います。
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