思考は現実化するを自分の人生で試してみました【第17話】「正解を探す思考」をほぐす──PTA会長として始めた“ナナメの教室”

「思考は現実化する」を自分の人生で試してみた話 第17話 思考は現実化するを試してみました
「思考は現実化する」を自分の人生で試してみた話 第17話

2022年のある日、いくつかの“偶然”が重なりました。

  • 知人が小学校のPTA会長に就任し、副会長を募集していたこと

  • 『60歳からの教科書』(藤原和博さん)を読んだこと

  • そして、その小学校では「PTA副会長→翌年PTA会長」というルールがあったこと

この偶然が、私の次なる挑戦を後押ししてくれました。


「ナナメの教室」を小学校で開催する

藤原さんの著書を読んだとき、心に響いたキーワードがありました。
それが「ナナメの関係性」。
親でも先生でもないけれど、信頼できる“ナナメの大人”の存在が、子どもの成長に深く関わるという考え方です。

この想いを、小学校のPTA活動に活かせないだろうか?
そう思い、PTA会長として「ナナメの教室」という取り組みを立ち上げました。


地域の大人と子どもが「考え方」を交わす時間

「ナナメの教室」は、正解を探す授業ではありません。
ある問いに対して、子どもたち自身が「私はこう考える」「こう感じる」と言葉にしていく時間です。

そこに参加するのは、親や地域の大人たち。
いろんな立場、いろんな視点を持つ大人と、子どもたちが対話する。
それによって、子どもたちは「考え方には多様性がある」ということを自然に感じ取っていきます。


「正しい答え」より、「自分の解釈」で語る力を

現代は、親だけで子育てをする風潮が強くなってきました。
しかし、私は「子どもは地域で育てるもの」だと考えています。

教室では、「これが正解!」と手を挙げるのではなく、
「私はこう思う。なぜなら…」という、自分の意見を持つこと。
これが何よりも大切だと伝えています。

思考のクセは、一朝一夕では変わりません。
でも、繰り返し、安心して「自分の言葉」を出せる場があれば、
子どもたちの中に少しずつ「自分の解釈で生きる力」が育っていくと信じています。


「いい会社に入れば幸せ」? 本当にそうだろうか

日本社会にはまだまだ強い同調圧力があります。
「しっかり勉強して、いい高校・大学・会社に入れば幸せになれる」

でも、本当にそうでしょうか?
幸せは“与えられるもの”ではなく、“自分で定義するもの”です。

だからこそ子どもたちには、まず考えてほしい。

  • 自分にとっての幸せとは?

  • どんな状況が幸せだと感じる?

  • そのために、どんなスキル・経験・仕組みが必要なのか?

こうした問いに向き合うことで、
自分の幸せを自分の力で創っていく感覚が育まれていくのだと思います。


「人生、めっちゃ楽しい!」と思える子どもを増やしたい

私の一番の願いは、「自分の人生、最高に楽しい!」と感じる子どもたちを増やすこと。
そして私自身も、
「人生最幸!! なぜなら、思ったことがどうせ実現するんだから!」
そう日々実感できる生き方を目指しています。

PTA会長という立場は一時的なものでしたが、また機会があればぜひ立候補して、
地域の人たちと共に、子どもたちの未来を育てる関わりを持ちたいと考えています。


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私のコーチングでは、こうした「思考の枠を広げる問い」を通じて、
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