思考は現実化するを自分の人生で試してみました【第16話】なりたい姿のように「先に振る舞う」と、人生は変わり始める。

「思考は現実化する」を自分の人生で試してみた話 第16話 思考は現実化するを試してみました
「思考は現実化する」を自分の人生で試してみた話 第16話

「そんなの無理だよ」と思っていた、昔の自分へ

「なりたい姿で、先に振る舞いましょう」

この言葉を、あなたは聞いたことがありますか?

私は以前、この言葉を聞いたとき、

「そんな簡単に変われるわけがない」
「思い通りになったら苦労しないよ…」

そう思って、否定していました。

でも今は、これは人生の本質だと確信しています。


そもそも人は「振る舞い」からあなたを判断している

考えてみてください。

あなたが初めて会う人を、「どんな人か?」と判断する基準は何でしょう?

それは、

  • 服装

  • 言葉遣い

  • 表情

  • 振る舞い

  • 話している内容
    …そう、目の前の“今のあなたの姿”から、勝手にイメージを作るのです。

つまり、あなたがどう振る舞うかが、周囲のあなたに対する認識をつくっていく。


例:サラリーマンの場合

  • 課長になりたいなら、課長のように振る舞ってみてください。
     会議では堂々と話し、部下の相談に乗り、会社の中長期の視点で物事を考えるように。

  • 部長になりたいなら、経営層と同じ目線で数字を見て、部署全体の最適化を意識した発言を。

  • 取締役になりたいなら、業界全体の動きや会社の方向性を語れるように、日々学ぶ姿勢を見せる。

最初は「背伸び」かもしれません。
でもその背伸びが、未来のあなたの実力を引き上げてくれます。


美容師なら、どうでしょう?

  • スタイリストになりたい人が、ずっとアシスタントの気持ちでいたら、スタイリストにはなれません。
     →スタイリストのように提案し、スタイルを提案し、モデルと向き合う振る舞いをする。

  • 店長になりたいなら、売上・教育・お店の空気感をどう作るかを考える存在として行動する。
     →そうすれば、自然と“あの人が次の店長だね”と周囲が感じていく。


そして、「大家さんになりたいなら…?」

「自分はまだサラリーマンだけど、将来は大家さんとして自由な時間を手に入れたい」

そんな想いを持っているなら、
今日から“大家さんとしての振る舞い”を始めてください。

たとえば──

  • 人に感謝されるような物件とは?と考える

  • 収支計画を立てる癖をつける

  • 不動産の勉強を日々続ける

  • 入居者の目線で部屋を見る習慣をつける

それを見た人はこう思います。

「あ、この人、大家さんなんだ」
「この人に物件を任せたら安心だな」
「一緒に投資やってみたいな」

この積み重ねが、やがて周囲の認識を変え、あなた自身の現実を変えていくのです。


「周囲があなたを○○さんだと思い込む」と、現実が変わる

私も、サラリーマン時代に
「いつかは不動産で自由に働く時間を作りたい」
そう思って、行動し始めました。

物件を探し、本を読み、入居者の目線を研究し、知り合いに「こういうことやってます」と発信する。

すると、周りの人がだんだん「○○さんって不動産やってるんですよね?」と言うように。

実際にはまだ“駆け出し”だったのに、周囲の認識が私を育ててくれたんです。


本質:だからこそ、なりたい姿を先に生きる

今の自分に足りないものがあってもいいんです。

でも「どうせ私なんか…」と諦めてしまったら、可能性の芽はそこで止まります。

まずは、なりたい姿を明確に描く。
そして、その人だったらどう振る舞うか?を想像して、実行してみる。

その繰り返しが、あなた自身を“本物”にしていく。


今日の問いかけ

🔸あなたがなりたい姿は、どんな人物ですか?
🔸その人は、どんな言葉を使い、どんな行動をしていると思いますか?
🔸明日からできる“その振る舞い”は、何でしょうか?


最後に:あなたの未来を、今のあなたの“振る舞い”が創る

人生は、“今この瞬間の選択”の積み重ねでできています。
なりたい姿に近づく一歩は、「未来」ではなく「今日の振る舞い」から始まるのです。

「まず行動が先。結果はあとからついてくる」

これが、私が長年実践してきて辿り着いた、変化の本質です。

ぜひ、あなた自身の振る舞いを見直してみてください。
あなたの人生は、きっと笑顔に向かって変わりはじめます。

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