「そんなの無理だよ」と思っていた、昔の自分へ
「なりたい姿で、先に振る舞いましょう」
この言葉を、あなたは聞いたことがありますか?
私は以前、この言葉を聞いたとき、
「そんな簡単に変われるわけがない」
「思い通りになったら苦労しないよ…」
そう思って、否定していました。
でも今は、これは人生の本質だと確信しています。
そもそも人は「振る舞い」からあなたを判断している
考えてみてください。
あなたが初めて会う人を、「どんな人か?」と判断する基準は何でしょう?
それは、
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服装
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言葉遣い
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表情
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振る舞い
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話している内容
…そう、目の前の“今のあなたの姿”から、勝手にイメージを作るのです。
つまり、あなたがどう振る舞うかが、周囲のあなたに対する認識をつくっていく。
例:サラリーマンの場合
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課長になりたいなら、課長のように振る舞ってみてください。
会議では堂々と話し、部下の相談に乗り、会社の中長期の視点で物事を考えるように。 -
部長になりたいなら、経営層と同じ目線で数字を見て、部署全体の最適化を意識した発言を。
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取締役になりたいなら、業界全体の動きや会社の方向性を語れるように、日々学ぶ姿勢を見せる。
最初は「背伸び」かもしれません。
でもその背伸びが、未来のあなたの実力を引き上げてくれます。
美容師なら、どうでしょう?
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スタイリストになりたい人が、ずっとアシスタントの気持ちでいたら、スタイリストにはなれません。
→スタイリストのように提案し、スタイルを提案し、モデルと向き合う振る舞いをする。 -
店長になりたいなら、売上・教育・お店の空気感をどう作るかを考える存在として行動する。
→そうすれば、自然と“あの人が次の店長だね”と周囲が感じていく。
そして、「大家さんになりたいなら…?」
「自分はまだサラリーマンだけど、将来は大家さんとして自由な時間を手に入れたい」
そんな想いを持っているなら、
今日から“大家さんとしての振る舞い”を始めてください。
たとえば──
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人に感謝されるような物件とは?と考える
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収支計画を立てる癖をつける
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不動産の勉強を日々続ける
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入居者の目線で部屋を見る習慣をつける
それを見た人はこう思います。
「あ、この人、大家さんなんだ」
「この人に物件を任せたら安心だな」
「一緒に投資やってみたいな」
この積み重ねが、やがて周囲の認識を変え、あなた自身の現実を変えていくのです。
「周囲があなたを○○さんだと思い込む」と、現実が変わる
私も、サラリーマン時代に
「いつかは不動産で自由に働く時間を作りたい」
そう思って、行動し始めました。
物件を探し、本を読み、入居者の目線を研究し、知り合いに「こういうことやってます」と発信する。
すると、周りの人がだんだん「○○さんって不動産やってるんですよね?」と言うように。
実際にはまだ“駆け出し”だったのに、周囲の認識が私を育ててくれたんです。
本質:だからこそ、なりたい姿を先に生きる
今の自分に足りないものがあってもいいんです。
でも「どうせ私なんか…」と諦めてしまったら、可能性の芽はそこで止まります。
まずは、なりたい姿を明確に描く。
そして、その人だったらどう振る舞うか?を想像して、実行してみる。
その繰り返しが、あなた自身を“本物”にしていく。
今日の問いかけ
🔸あなたがなりたい姿は、どんな人物ですか?
🔸その人は、どんな言葉を使い、どんな行動をしていると思いますか?
🔸明日からできる“その振る舞い”は、何でしょうか?
最後に:あなたの未来を、今のあなたの“振る舞い”が創る
人生は、“今この瞬間の選択”の積み重ねでできています。
なりたい姿に近づく一歩は、「未来」ではなく「今日の振る舞い」から始まるのです。
「まず行動が先。結果はあとからついてくる」
これが、私が長年実践してきて辿り着いた、変化の本質です。
ぜひ、あなた自身の振る舞いを見直してみてください。
あなたの人生は、きっと笑顔に向かって変わりはじめます。
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