人生を畑にたとえるなら、最初に必要なのは「土を耕すこと」。
いきなり作物(成果)を収穫しようとしても、土がカチカチのままでは芽は出ない。
僕たちの“行動”や“習慣”の前には、「思考」や「言葉」がある。
だからこそ、人生の最初のステップは、頭と心の“土壌”を整えることから始まる。
■ 私が「土を耕す」ことに気づいたきっかけ
かつての私は、
長時間労働に追われ、家族との時間もなく、
住宅ローンという見えない重圧にずっと息苦しさを感じていました。
このまま働き続けて、本当に大丈夫なんだろうか?
もし体を壊したら?
もし子どもと過ごす時間を持てなかったら?
そんな将来への不安が頭をよぎるたび、
“考えるのが怖い”とさえ感じていました。
■ それでも、何かを変えたくて始めた「朝活」
あるとき、ふと思ったのです。
「せめて一日のうち“自分のための時間”を確保しよう」と。
はじめは会社から帰った後に自分のための時間を確保しようと。
夜中1時に帰宅、その後食事、お風呂を済ませて自分の時間…
眠たくて自分の時間どころではありませんでした。
そして、朝なら起きて会社に行くまでの時間が使えるのでは?!と
まずは朝5時半に起きて、15分でも読書。
誰にも邪魔されない静かな時間に、本を開く。
最初はただ、
”読書をして本を書く人はすごいな~”
”こんな言葉を使えるようになりたいな~”
と本に付箋を貼って、
読み終わったらその部分をノートに書き出しているだけでした。
でも、ある日、ハッとする出来事が。
■ 書き出した「言葉」が、私の“思考”を耕し始めた
読書ノートに、私はこんな風に書き残していました。
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「ピンチはチャンス」
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「不安は成長のサイン」
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「ネガティブを禁止するのではなく、ポジティブを育てよう」
その言葉を、意識的に“使ってみる”ことにしたんです。
すると、ちょっとした変化が起きました。
たとえば、
「今日は疲れたな、つらいな」と思う出来事に出会っても、
「これは自分の“マインドの土”を耕すチャンスかもしれない」
と捉えられるようになった。
■ 見える景色が、少しずつ変わっていった
思考が変わると、
出来事の“意味づけ”が変わり、
感情が整い、
自然と前向きな行動をとるようになります。
そうすると──
周りからの「見られ方」も変わってくる。
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朝早くから何かに打ち込んでいる人
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常に前向きな言葉を発する人
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人の相談に耳を傾けられる人
周囲は「私の行動」を通して、「私の中身」を見始めるようになったんです。
■ “土を耕す”とは、「言葉を変える」ことから始まる
自分の頭の中を変えるのは難しい。
でも、使う言葉を変えることなら、すぐにでもできる。
「否定語」ではなく、「肯定語」を使う。
「やめたいこと」ではなく、「やりたいこと」を言葉にする。
「出来ないこと」を問うのではなく、「どうすれば出来るのか」を問う。
たったそれだけで、人生の“見え方”は驚くほど変わります。
■ UN+のはじまり:「不(ふ)」に出会ったら、それはチャンス
UN+という考え方の原点も、
実はこの「土を耕す」という体験にあります。
私は、かつての「不安」「不満」「不確実さ」
「このまま仕事優先の働き方をすると体が壊れてしまう(不の出来事)」
つまり、“不”の感情があったからこそ、変わろうと思えた。
「不」はマイナスじゃない。
「不」は、まだ“耕されていない場所”だったんです。
だからこそ、UN+ではこう伝えています。
『不』を見つけたら、ラッキー。それが出発点。
■ 次回予告:「種をまく」〜あなたの中にある“理想の未来”を見つけよう〜
次回の記事では、
整えられた土に、“どんな種をまくか?”というテーマでお話しします。
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自分が本当にやりたいことって何だろう?
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小さくても、自分らしい一歩って何だろう?
そんな“未来の芽”の見つけ方を一緒に探っていきましょう。
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